【仙台】サバランババで有名なブルボンが閉店と聞き行ってきました
仙台市青葉区八幡にある洋菓子屋「ブルボン」が閉店とのことで、慌てて行ってまいりました。店を訪れるのはおそらく10年ぶり…です…！！笑 私も歳をとったな！！？
恐らくブログの読者にはオフの友人も多いし、身バレもクソもないのですが庶民はこの辺の高校に通ってて、ブルボンは通学路にあったのです。
だから毎日のように「とてもおいしい。ジャーマン」「ちょっと気になる タンタオ」など味のある手書きのチラシを眺めていました。
ちなみに私と同級ならこの張り紙にピンとくる人も多いはず……お昼前に行ったらサバランババとショートケーキ、焼き菓子しか残ってなかった そして私が買い物したり撮影してる間もひっきりなしに顔馴染みと思われるお客さんがいっぱい来てて……ほんと、みんな大好きなお店だったんだね…… pic.twitter.com/4WPLPPmm7v
— 平成最後の夏を生きる庶民 (@fregrant_olive) August 5, 2018
この張り紙、ちょっとトリック（※ドラマ）感がある。出口←→ブラジル。
高校通ってるときにも何回か行きました。高校に近いので。
放課後、友人の誕生日を祝うためにケーキを買った思い出もあります（実際に買いに走ったのは私じゃないですが…）
というわけで、昔から知っているお店がなくなるのは寂しいな、というか
閉店情報を知ったのが8/4、閉店するのが8/6だったのでニュースを知った翌日8/5に慌てて向かいました…！
北四番丁から八幡まで歩く通学路、久々に歩いたな…。あすなろ学院がイオンエクスプレスになっててたまげてしまった。あんまり人入ってなかったけど。
ブルボンには日曜お昼の11時頃に付きました、が、店内のショーケースはほぼ空っぽ！
ショート―ケーキとサバランババ、あとは焼き菓子が数点残っているのみでした。
奥様にお話を伺うと、仙台経済新聞の取材が入ったことで爆発的に話が広まって、8/4ごろから沢山のお客さんが見えているとのことでした。8/5（日）は9時開店だったのに、お店の前に行列ができていたそうです。
そりゃージャーマンもタンタオも無くなっちゃうよね…。
私はギリギリでサバランババをゲットしました。サバランてのが、もともと洋酒タプタプのお菓子なので、高校生時代はちょっと手が出なかったんですよね。最初の最後に買えてよかった。
お店の前には誰でもメッセージを書ける色紙があったので、私もメッセージを残してきました。営業最終日にはお菓子作りの道具を分けてくれた、というのもあったようです。
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というかですね、ブルボン、マジでこのお店すごい人気！笑 めっちゃ愛されてる！
私が買い物してる間もひっきりなしに「これ差し入れ、後で来るね～」とか「取り置き分引き取りに来ました～」とか、常連さんっぽい人めっちゃお店に来るし、私の前にも後にもお客さんが続いてて……。
「お店の写真撮っていいですか？」って聞いたら奥様が「いいわよ～記念にたくさん撮っていって！」と言ってくれたので何枚か…。そして私がCANONのkiss9を取り出したら「あら！すごい立派なカメラじゃない！恥ずかしいわｗ」って茶目っ気たっぷりにいう奥様を見て、ああこういうところも地元の人に愛されてたんだろうな…としみじみ思いました。
ほんと数回しか足を運んだことがなくて、そんな私をお店の方たちが覚えているわけもないのだけど、私にとっては高校時代の大切な思い出の店なので、やっぱり感傷的になってしまった…。ていうか高校入ってからもう10年経つんかいという謎のあれ……。
サバランババは家で食べました。本当に洋酒タプタプで、私はお酒駄目なのでちょっと酔っ払ってしまって完食まで1時間ぐらいかかった…ｗでもおいしかった。しっとり、というかぐっしょりシロップが染みたスポンジに甘いクリームと缶詰フルーツ。おばあちゃんの家に用意されてる古い洋菓子屋のケーキみたいな、懐かしい味がした。おいしいって言うから一度食べてみたかったんだよなあ。あと「とてもおいしい。ジャーマン」も食べてみたかったけど、これは食べないで終わっちゃった。残念。
食べたいものは食べられるときに食べておかなきゃだし、会いたい人には会えるときにあっておかなきゃだめですね。
「最初から知らなければ別れも悲しむこともない」と思う自分もいるのですが、やっぱりせっかく生きているのに知らないというのは勿体無いし。誰かの記憶に残らなければ、ヒトやモノは死んでしまうし。
――人はすぐいなくなるから話してよ 見たことのない海のはなしを 佐藤弓生
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ここ数年、そんなことばかり考えて夏が過ぎてゆきます。
