【関西】アラサー独身女の神戸2泊3日一人旅～SAVOYのカレーと生田神社～

神戸の第一印象は「長崎みたいな町だな」だった。海が近くて、坂が多くて、どこにいっても山が付いてくる。

ずっと当たり前の景色だから気付かなかったけど、仙台ってマジで平野なんだな。仙台にいると山見えないもん、ふつう。
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西洋風の建物が多いのも、石畳のような歩道も、野良猫が多いのも、長崎に似てる。坂の町にはねこが似合う。

商店街は天井が高くて古い。しかも2階建て構造になっている、これには驚いた。

仙台の町も、アーケードを2階建てにしてペデストリアンデッキから直通で行けるようにしたらいいのになーって思ったことがあるけど実際2階建てにしたら往来がそこそこ大変そうだ。

アーケードの中にセンタープラザ？という地下街みたいなのがあって（さんちかとは別）そこの「SAVOY」というお店でカレーを食べた。

本当はレジロンデルというお店の但馬牛カレーを食べたかったんだけど、何と改装中ということで…悲しい。

3連休の中日ということもあって、5人ほどの列。でも回転が速くて次々と人が出てくる。

「次の方どうぞー」と通されて気付いた。店、めっっっっちゃ狭い。

カウンター10席もない、たぶん。通路もギリ人が通れるぐらいしかない。隣の人との椅子も近くて、肩が触れ合うような距離。そりゃ「食べたら早く出よう」となるな。

メニューはカレーだけなので、「カレーお願いします」とだけ。

「ごはん多め・ふつう・少なめ、どうしますか？」と聞かれて

「少な目で」と答えたら、

「このぐらいでいいですか？」と量を丁寧に確かめてくれたのがありがたかった。

少なめが全然少なめじゃなかった（※個人比、褒めてる）ので、さらに少なくしてもらった。食べきれる量に調整してもらえるの、ほんとうれしい。

カレーはちょっとスパイシーでおいしい。欧風カレーとはちょっと違う感じがする。テーブル上にある福神漬けを和えると良い感じにマイルドになって、さらにおいしくなった。

食べ始めてから隣に男性が座って、「カレー、玉子付きで」と注文していた。

玉子、あったんだ…！！？

私の中の吾郎さんが驚きの表情で男性を見つめている。カレーしかないんだと思ってた。見逃した。卵追加すればよかった。リアル孤独のグルメ。

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お腹いっぱいになってお店を出る。生田神社へ向かう。センタープラザを出て三ノ宮駅に向かい、雑多とした高架橋の下を恐る恐る通り抜ける。高架下に飲み屋が乱立しててめちゃめちゃ浅草橋っぽいな…と思う。このたとえが正しいのかは分からない。

駅裏にも古びたアーケード街があって、それがずっと線路沿いに伸びている。一本ズレた路地裏にはエッチなお店とか飲み屋が多い。……いや、風俗街近すぎねえか！？ 大通りでは高校生がフラペチーノ片手に歩いているのに、ちょっと路地に入るとすぐスペシャルマッサージのお店があってびっくりした。神戸はこのへんが歓楽街なのかな…。

東門町？がどうもそれっぽいのかな。

初めて見る町の構造に戸惑いつつ、生田神社につく。マジで駅チカでありがたい。 11月初旬の3連休ということで、七五三の子供たちがたくさんいた。どうやら日取りも良いようで、結婚式が行われるらしく参道には絨毯が引いてあった。