シェフの気まぐれクリームソーダ

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2019年にやってみたこととその感想

2019年は個人的に色々と新しいことに挑戦した年だったなと思う。まあ、良い年だったか?と言われると、素直にはうなずけない。良いことばかりじゃなかった。やんなきゃ良かったって後悔したことも結構ある。社会的に悲しい事件も、いっぱいいっぱいあったし。そこに関する私情は置いておくけど、その他の、一部の、個人的な備忘録。

 ・本格的にオタク活動した

幸運にもブルライとエーステのチケットが当り、2月から3月に掛けては遠征&えすり三昧な日々を過ごしていた。オタクだけど、基本イベントには行かない性格だったので、自分がこんなに行動的になるんだと知って驚いた。好きなものへの気持ちってすごい。
どちらも一人というか、同行者を募っての参加だったが、どちらも良いお姉さんに巡りあえて大変楽しい時間を過ごせた。ブルライの会場に居たあの瞬間が、エーステのキャストに拍手を送っていたあの瞬間が、今年一番幸せだった思い出だ。

本こそ出していないが、二次創作もぼちぼち書き進めている。2ヶ月に1本書ければ良い方、という超スローペースだが、たまーに評価してくれる人が居て嬉しい。あなたも好きなんですが、こういうの。ふふ、嬉しいです。

5月にはオンリーにも一般参加して、ずっと好きだった作家さんに「めちゃめちゃ好きです」というどうしようもない告白をして帰ってきた。あんな人気な作家さんなら、私の口下手な一言なんて刺さりもしないだろうなって思ったけど、好意を直接伝えられた満足感はある。7年ぶりに買った薄い本は、最高だった。いつかまた本を買いに行きたい。

ちなみにブルカニは行かなかった。知らない人がやる推しのコスプレというのがどうにも苦手なので自衛した。

・転職した

結果は割とカス。転職ガチャは失敗に終わった。給与下がるし仕事はしんどい。パワハラもやんわりとしたセクハラもある。正直半年持てば良いほうかなって思ってる。地方のクリエイティブ職なんてそんなもんだよ、って言ったらそこでおしまいなんだけどさ。

本当は東京に出ようと思ってたんだけど、諸事情で仙台に残ることを決めた。それは自分の責任なので、そこについては言い訳しない。色々な外的要因があったけど、家族の話も恋人の話もあったけど、最後に決めたのは自分なので言い訳しない。言い訳しないってずっと言い聞かせてる。一度耐えきれなくて5000字超えの呪詛を認めたけど、こんなことにしても何にもならないなって全部消した。今は何を書いてたかも全部忘れた。

ただ、いまの仕事については自分の糧になる部分も大きいので、スキルだけはしっかり盗んで次の会社に移りたい。前職はやっぱり、人に甘えてぬるま湯に浸かりすぎてた感があった。

・メルカリとかのフリマアプリを始めた

ニートの間の数ヶ月、フリマアプリで物を売ってお小遣いを稼いだ。オタクグッズをがっつり整理して、本とか漫画も売れるものは全部売った。売上金で新しくグッズ買ったりしてしまったこともあったけど、5万以上になったことは確か。
昔買っていたおもちゃの人形が、8000円以上で売れるようなこともあってびっくりした。夢中で集めていたカードダスが5枚2000円で売れたりとか。ただのゴミでも、見る人が見れば価値があるものって結構多い。特にサブカルは。物の価値ってわからないものだ。オタクグッズを捨てようと思ってる人、一度売ってみる価値ありますよ。

小さい頃からオタクで良かったなと思う。あの頃愛したおもちゃたちが、より愛されるひとの手にわたって、お金も入ってくるんだし。セラムングッズを夢中で集めていた過去の自分に感謝したい。お前の目は間違っていなかったよ。

駿河屋のあんしん買取をやった

上のメルカリで売れないようなものは、まとめて駿河屋のあんしん買取に出した。弟の漫画と合わせてみかんダンボール1箱分売って、8000円ぐらいになった。グッズによってはメルカリの相場より高く買い取ってくれるものもあって、ちょっとホクホクした。
コースター類まで買い取ってくれるのは嬉しい。0円のものも引き取ってくれるので、部屋がちょっとスッキリした。

・施設にものを寄付した

不要な文房具や絵本をみかんダンボール一箱ぶん、施設に寄付した。もともと私に収集癖があって集めた文房具ばかりだったので、中古だけど未使用品が多かったのだ。文房具以外にも、スーパーボールとか使わなくなった玩具を寄付した。別にお金にはならなかったが、ちょっと良いことしたな、って気持ちと、ゴミにならなくてよかったな、って思った。有効活用されてると良いな。

・母を長崎旅行に連れて行った

詳細はこのブログでも書いているが、良い思い出になった。行ってよかった。次は四国に連れて行って、瀬戸内海の夕焼けを見てほしいなと思う。四国で見た夕焼けが、私のこれまでの人生の中で一番綺麗だった。

・7年ぶりに気仙沼に行った

詳細はこのブログでも書いているが、良い思い出になった。
また行きたいと思うけど、行っても私が知っているものはもう何もないので、一体何をしたいのか、そこに行きたいのかは分からない。とりあえずマンボのいちごスイーツは食べたい。祖母と遊びに行った大谷海岸をもう一度見たい。ハローマックシルバニアファミリーを買いたい。南気仙沼駅に降りたい。みなと祭りに行きたい。鹿折の夏祭りに行きたい。もう叶わないとしても。それでも潮風に吹かれて、気仙沼線に、もう一度揺られたい。

・ロシア料理を食べた

友人に車を出してもらって岩手旅行へ。そこで岩手の「トロイカ」に行き、念願のロシア料理を食べた。素朴な味付けで、とても温かくて、おいしいおいしいと言いながら完食した。美味しすぎてその味を噛み締めてときどき黙り込んだ。本当に、語彙を失うほど美味しかった。
料理がおいしかったのもそうだが、一緒に食べる相手がいることも、一緒に食べる相手が彼女たちであったことも、私にとっては大変意味のあることだったと思う。幸せな時間だった。次は鳴子温泉でお願いします(ちゃっかり)。

・音楽イベントに出る(これから)

学生時代の友人と集まって、音楽グループを再結成してイベントに出る。ちょうど失恋して個人的に落ち込んでた時期に練習していたので、他に打ち込むものがあったのは非常に助かった。相変わらずヒトカラは好きだけど、やっぱり誰かと一緒に音楽を奏でるのは楽しいなと思う。

その友人たちは普段知り合うことのないタイプと言うか、どちらかといえば非オタ陽キャなので、わたしが知らないことをいっぱい教えてくれるし、わたしが知らないコミュニケーションの方法をたくさん知ってる。会う度に勉強になるし、わたしももっと明るくいたいなあと思う。何で私なんかを混ぜてくれるんだろうなって時々不安になるけど、そんなアラサーはちょっと女々しくて恥ずかしすぎるのでもう少し自分に自信を持ちたい。

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борщ

何にせよ、人間って一人じゃ生きられないなというのを改めて実感した年だった。どうしようもなく凹んでいるときにこのブログを覗いて、閲覧数が「1人」だったとき。一人でも私の書いた記事が誰かにいま、読まれているんだなあという謎の嬉しさがあった。大げさかもしれないけど、あのときの一人の閲覧者が、私の命をつないだのかもしれない。綺麗事ばかりでうざったいとは思うけど、私もあなたも一人では生きられない。その節はありがとうございました。もし生きづらくなったらこっそりDM送ってください。とりあえず温かいものでも食べに行きましょう。