【山形】山寺のB級スポット「やまがたレトロ館(旧山寺ホテル)」に行きました
山寺駅から歩いてすぐのレトロスポット「旧山寺ホテル」に行きました。もともとホテルだった場所ですが、現在は「山形レトロ館」として山寺の歴史や昭和の資料などを紹介する資料館となっています。古い建物がそのまま残っており、レトロ懐かしい雰囲気の写真が撮れるのでおすすめです。
やまがたレトロ館とは
JR仙山線山寺駅前すぐ登録有形文化財「やまがたレトロ館」です。
山形市の山寺・宝珠山 立石寺にある老舗旅館・旧山寺ホテルは2007年に閉館しましたが、2012年より山形県内の歴史的建造物を描いたペン画120点を展示する結城泰作やまがたレトロ館原画展示館として再オープンしています。
ペン画と大正時代の雰囲気を色濃く残す建物をぜひご堪能下さい。
入場無料(募金箱あり)、冬季は休館!
私が行ったときはセルフでお茶のサービスもありました。あとスタッフさんが丁寧に解説してくれたりとか…。ほんとに無料でいいの!?と思ったけど。
開館時間:午前10時~午後4時(冬季休館)だそうです。
1階は展示がメイン
一階は山寺やホテルの話などが展示されている資料館です。資料館、そう、資料館なのだけど…
なんとなくおばあちゃんの家の匂いがします笑 畳と木の引き戸のせいなのかな?
ちなみに↑の写真の黒電話ですが、ダイヤルがありません。スタッフさんに聞いたところ、これはダイヤル式黒電話の前の世代の電話だそうです。
スタッフさんいわく「トトロの映画で、さつきちゃんが使う据え置き型電話機ありますよね?あれと、ダイヤル式黒電話の間に使われていた電話なんです」だそうで。
確かに右側に回すレバー?みたいなのがついてる…!
これも説明してもらったんだけど何だっけ…?たしか電話をかける時は3番にかける、みたいな話だったんだけど…。交換手がどうの、という話だったのですが忘れてしまいました;
2階は大広間
しかしこの旅館、2007年まで使用されていたなんて信じられない…。時間が止まったままのような空間です。
3階は客室
畳って地域によって大きさが違うそうで、ここの畳は家にある畳より一回り大きい気がしました。正確に計測したわけではないから、間違ってるかもしれないけど…。
京文化の影響を強く受けた岡山・広島・山口といった山陽地方では一間の長さが六尺一寸の「六一間」、独自の地方文化が栄えた名古屋・岐阜・福島・山形・岩手・北陸・沖縄の一部では一間の長さが六尺の「三六間」といったものも生まれました。
うちの家は宮城なので、やっぱりちょっと違うのかな?
山形や岩手の古いお家は「三六間」なのでしょうか?
所要時間は30分、長くても1時間でしょうか。電車待ちの間、時間を潰すのにもちょうどよいので、カメラ持ちの方はぜひ寄ってみてほしいです!