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【宮城】うなぎの「東海亭」でうな重を食べました

もはや半年近く前の話になってしまった。こんにちは庶民です。これは7月頃に登米へうなぎを食べに行った話を温めに温め続けて、12月の凍えるような空の下で打ち込んでいます。

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おいしかったなあ…

私ももう立派なアラサー。一回ぐらい本物の鰻屋に行ってみたいよね、ということで行きました。うなぎの資源云々の話は心得ておりますが、不快に感じた方はすみません。

▼予算:3000~6000円/人
▼メニュー:うなぎ・うな重
▼雰囲気:庶民的な香りの残る純和風のお店 そこまで格式張っていないので、家族連れでワイワイうなぎを楽しむのも良さそう
▼備考:とにかく並ぶ(宮城では超有名な人気店です)

まずは登米へ!

宮城でうなぎを食べるなら!レッツゴー登米!はい。とはいうものの、「なんで登米でうなぎなの?」と思った方、いると思います。私もそうでした。そもそも登米のうなぎが美味いって27年生きてて初耳なんですけど……。

なので親(登米出身)に「何で登米でうなぎなの?」と聞きましたが、「昔からそういう(登米=うなぎ)の流れがあるだけで、理由はわからん」とのこと。

そこで登米 うなぎ なぜ」でググってみました。

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ググってみましたが…

わかりませんでした。

しかし、さらにもうちょいぐぐってみると、鰻の名店・東海亭ののHPにて

地元北上川の天然うなぎは、入荷次第ですのであらかじめご予約ください。

の文言を発見!北上川でうなぎが取れる、とな。この辺をKWにさらにググってみると……

宮城県北部、岩手県との境に位置する宮城県登米市は、岩手県から流れる美しい北上川があり、昔から稲作が盛んでおいしいお米が取れる産地としても有名です。

その豊かな北上川ではおいしい「うなぎ」が取れることもあり、昔からこの地域ではうなぎが多く食され、うなぎ専門店も増えていくようになりました。

うなぎの東海亭

 なるほど~!!そういうことだったんだ!

つまりは昔、北上川でうなぎが取れたのね!東海亭さんのメッセージを見る限り、いまは北上川産のうなぎは限られた入荷のようですが…。歴史的な鰻の産地だったということか。なるほど~。うーん、これは知らなかった。

東海亭へ!

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建物は山形から移築した米蔵を基調としているらしい

今回は予約せず土曜日の昼に突撃。ネットでは予約必須って書いてあるレビューばっかりだったので「まず入れてもらえるのか…??」と思いましたが、お店に行くと「こちらに名前を書いてお待ち下さい」とのこと。なんとか入れてもらえそうです!

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すごく大きなお屋敷…

私らの前にはうーん、4~5組ぐらい待ってたかな。それで小一時間ほど待ったと思います。お店の入り口にはベンチがあって、座って待てるのでありがたい。

まだ結構掛かると言われたので、周りを歩いてみようか?となりました。

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登米のメインストリート…?

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古い作りの建物が残る

周辺は登米の商店街…にあたる通りだと思いますが、コンビニはしばらく歩かないとないです。暇潰しに少々街を歩くなどしてみましたが、過疎化をじわじわ感じました。

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味のある看板

北上川の見える席へ

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玄関にあるランプがレトロで素敵。

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待合室にあったお弁当箱。

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いよいよお店の中へ!

座席は1階・2階に分かれていて、テーブル席がメイン。畳の席もあればフローリングの席もありました。1階には個室やお座敷とかもあるのかな?

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2階のお部屋です

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階段から見たところ

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つるし雛などの民芸品が並ぶ店内。

今回は北上川の見える畳のテーブル席に通されて、着席。大きな窓から川が見えます。

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ひろーい!!

緩やかな流れ、川のせせらぎ。こちらのお店は創業明治8年とのことですが、明治時代の人もこの川の流れを見ながらうなぎ食べてたのかな~と思うと情緒がありますね。かぽーん。(風呂ではない)

東海亭のメニュー

メニューはこんな感じ。

うな重 3,600円
うな重二段重ね 4,600円
うな重三段重ね 5,600円
・うな丼 2,600円
・ミニ丼セット 2,100円
※果物付。お子様でも食べやすいように切ってあります。
・蒲焼定食 4,900円

まあ当たり前ですが、どのページを開いても鰻、鰻、鰻。たまにビール。しかも「松竹梅」とかじゃなく「二段三段」と重ねてくるところが力こそパワーって感じのラインナップ。

私は胃袋の関係から「ミニ丼セット」を注文。小さめのうなぎ&白米に水菓子まで付いてくるちょっぴりお得なセットです!なお、同行者はうな重を注文。お値段は張りますが…まあ、ここに来たなら食べておかなきゃって気持ちもよくわかります、ええ。

登米で鰻をいただきます

というわけで。

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こちらがミニ丼セットです♡

がっつり鰻も憧れるけど、女性ならこのぐらいのサイズが嬉しいかも。私の胃袋にはぴったりでした。

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小さく切ってあって食べやすいのもポイント。

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こちらはうな丼。ミニ丼よりもボリューム多め、でもうな重よりは控えめ。

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で、これがうな重

こちらは本当に、どーーーーーんとボリュームのあるうな重でした。甘じょっぱいタレの香りと、こんがり焼けた鰻の匂いが素晴らしい…!!!漆塗りの立派な器で来るので料理の品格というか、威厳があるのも良きです。

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メニューの他に、「北上川の歴史」みたいなファイルもありました

いや~、ほんと名前の通り庶民なのでこういった高級な食べ物に慣れていなくて。上手な言い回しが思いつかないのですが……。ごめんね食レポ本当に下手で……。すごく、すごくおいしかったんですよ…???

私、普段は鰻ってあんま食べないんだよね。小骨が気になるのと、ゴムみたいな食感が得意じゃなくて。でも、東海亭さんの鰻はふっくらふんわり柔らか~~な鰻で、小骨も全然気にならなくて、なんか、もう、びっくりして……。「鰻ってこんな美味しいの!?!!??」という人生での大きな発見がありました。すごい、うなぎって、おいしい……おいしいんだね…???

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店にあったバカでかいこけしインパクトがすごかった

同行者いわく仙台の鰻屋よりも安いのに、こっちのほうが肉厚でタレもおいしいとのこと。登米まで来る交通費を考えたらトントンかなっていう思いもありますが、やっぱどうせなら美味しい方を食べたいよね!また来ようね!ってなりました。

うなぎが苦手な庶民でも美味しくいただけました、ということでおすすめのお店です!なかなかポンと手の出るお値段ではないけれど、登米付近に行くことがあれば、寄ってみてはいかがでしょう~~。ごちそうさまでした!

住所 〒987-0702
宮城県登米市登米町寺池九日町46
営業時間
[平日]11:00~14:00/17:00~18:30(要予約)
[土・日・祝]11:00~(なくなり次第終了)
定休日 月曜日(月曜日が祝日の場合翌日休み)
※クレジットカード利用不可
※完全禁煙