どうでもいいけど「冷泉天皇」って切れ長の目のクール系美少年のイメージあるよね
イメージカラーは淡く儚く透き通るようなライトブルー、
そして瞳の色はターコイズで桜色の薄い唇……まさに薄幸の美少年……
そんなイメージがあるんですが
えっ、これ思うのわたしだけじゃないよね?
わたしだけじゃないよね?
まあそれはどうでもいいんだよ。
冷泉天皇のこととか名前しか知らないしこれから仲良くなっていければいいと思うの
どうでもいい話の次はどうでもよくない話をしようと思う。
ここ最近、「古きよきもの」がとみに失われていると私は思う。
何を「古きよきもの」と定義するかは個人によるだろうけれども
このブログは私のブログなんで私の定義する古きよきものの話。
古きよきものが失われる傾向、
私の住む東北では、特にその傾向が顕著だと思う
昨日のことだ
仙台駅前にある、今は珍しき銭湯「かしわ湯」さんが閉店されたそうだ
勤務先からそう遠くない距離にある銭湯なので、その名前だけは知っていた。
温泉とか銭湯とか広いお風呂が好きなので、機会があれば一度くらいは入ってみようと思っていた。
ていうかそもそもこの仙台という街に(しかも駅前という比較的栄えた場所に)
いまや昭和の代名詞にも数えられそうな「銭湯」なんてものがまだあったということが驚きだった
大正時代からやってる銭湯だったそうなので、相当の歴史。
昭和レトロな雰囲気が好きな私としては、ひとっ風呂浴びてフルーツ牛乳でもゴクリといきたい……
そう、機会があれば……
機会があれば……
そうやってなんだかんだと先延ばしにしていた末の
閉店。
いや仕事終わってから突撃しようと思ったけど、ちょっとわたし疲れて元気がなかった。
看板犬だったというモモちゃん……
みんな!おはよう!かしわ湯番台犬モモです♡ワタチがバァバ、ジィジ、その後パパとママと番台を守ってきたけど皆んなに「モモちゃんお疲れ様」って沢山言われて昨日が最後の日だって気付いたの…ワタチも皆んなとお別れするの悲しいワン‼️ pic.twitter.com/KwIBE09HpT
— かしわ湯 (@kasiwa54) 2015, 10月 1
一度お会いしたかったです。
話は続く。
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そのかしわ湯そばにある、仙台では有名な横丁「いろは横丁」。
そこにあるこれまた古きよき雰囲気を醸し出す喫茶店「ニューエレガンス」さんが
10月12日に閉店されるという。
【さよなら】昭和49年創業、仙台市青葉区 いろは横丁にある、京都イノダコーヒが飲める純喫茶『ニューエレガンス』が10/12(月)をもって41年の歴史に幕を閉じる。営業最終日は珈琲のみ提供。http://t.co/8w07fHIn3C pic.twitter.com/OaYe1sG5Eo
— ほいじんが (@garaguda) 2015, 9月 30
近くを通るたびに、ガラスウィンドウ越しにお店を覗いていた私。
でも、常連さん御用達のような雰囲気があるかなと勝手に思い込んでいて
まだ行ったことがない。
閉店前に、勇気を出して行ってみたいと思う。
珈琲飲めねえけどな。
話はまだ続く。
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今年の8月、仙台から一大テーマパークが消えたのをご存知だろうか。
そうれ、仙台ハイランドである。
ハイランドが廃ランドになった!なんてつまらん洒落は私の周囲のみで流行っていたのだと思いたい。
もうほんと……可愛いサイズのジェットコースターやら人形じかけのお化け屋敷やら
「ああ~^遊園地ってこれだよね^^」って感じの遊園地。
去年たまたま用事があって行ったんだけど
無駄にバンジージャンプのバリエーションが豊富で
バンジー・逆バンジー・横バンジーの3種類を取り揃えているのは全国でもこの遊園地だけなんじゃないかと思った記憶がある。
錆びたレールのジェットコースターや、軋みがすごい海賊船、
安っぽい音楽とともに発動するアトラクションの数々……
去年の時点で遊園地全体は哀愁ただよう雰囲気に満ちていたけれど
まさか本当に廃ランドになるとは思いもしなかった
最近はコスプレイベントなんかで賑わっていたように感じていたので
それに仙台ってそもそも遊ぶところが少ないので
ひとつの遊園地がなくなったのは、大きな痛手なんじゃないかと個人的に思っている
ちなみに仙山線には仙台ハイランド駅とやらがあったらしいのだけど
私はそこに停車する仙山線を見たことがない
そのへんからも、お察しだったのかもしれない
仙台ハイランド、閉園後はどうなっているのか。
廃ランド撮影会と称して廃遊園地の写真を取れるイベントなど開催してくれないだろうか。
廃遊園地としては申し分ないほどで、いい写真がたくさん撮れると思うんだけどなあ……
それから一昨年も、東北の一大レジャー施設が姿を消した。
岩手のけんじワールドである。
東北最大のプール……だったんじゃないかな。
波のあるプールとか、ウォータースライダーとか。
併設されたホテル「森の風」では温泉にも入れたような。気がする。間違ってたらごめん。
大学時代に友人と行ったんだけど、交通のアクセスがクソ悪い以外はすげー楽しい場所だった。
閉館した理由が金銭的な問題(赤字経営?)だったらしいけど、
こんな楽しいレジャー施設が東北から消えてしまうのは、
若者が減る地方にとっては、ますます痛手な気がした。
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これらの失われた遺産について、改めて考えなおして思うのは
「閉館するって!」「辞めるって!」という話が出てから、
「じゃあ閉まる前に行っとくか……」と行動してしまっていること。
こんな風に無くなることを惜しむぐらいなら、
施設や店が潰れないように、ちゃんと利用して投資しとけって話なんですよね
でも悲しいかな、私たちはなかなかそれに気付かないんですよね。
なくなってから、消えかかってから、その存在に気付くんですよね。
で、失ったときには、もうそれは戻ってこないんですよね。
なんかBUMPも歌詞みたいになった。。。
……なんて感傷にひたるのは誰でもできるわーーーーー
こんなこと言ってたらほんとにただのクソ記事だ。。。。
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何が言いたいかって言うと
私はもっと地域を愛したい
地方にあるものを愛したいというか、大切にしたい
別に自分の住む東北だけじゃなくてね
例えば旅行にいくときも、メジャーなとこばっかじゃなくてちょっと外れた道を行ってみたりとかね
B級スポット巡りをしたりとかね(これがしたいだけ)
地方にあるよく分からない博物館とかがめちゃくちゃ面白いこともあると思うんです
山形にアマゾン博物館ってあったの知ってた?
わたしは知ってたよ でもちょっと遠くて行けなかったよ
これも去年の3月に閉館している(´・ω・`)
結局行くことなく終わってしまったけど
こういうよく分からない博物館とか地味に面白いってのはよくある話だと思うし色んな人がその魅力をもっと知ってくれたらいいと思う
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いまはもうないんだけど
陸前高田市に「海と貝のミュージアム」という、小さな博物館があった
中村元さんは水族館に分類している。言われてみればそうかも。
それから気仙沼市には、「サメのミュージアム」というものがあった
祖母の家が三陸方面にあった私は、幼いころからこの2館によく連れて行ってもらった。
どっちも震災の津波の影響を受け、前者は閉館、後者はリニューアルして再開しているんだけど
どっちもすごく面白い博物館だったんだ
私が住んでいた仙台のほうが都会だったけど、
こんな面白い博物館はなくて、それってすごくいいなというか、面白いなと思っていた記憶があって
今回、こんなことをなんとなく書いてみた。
まとまりがなくて申し訳ない。
あ、
でも正直な話、
サメのミュージアムはリニューアルしてつまらなくなってしまったと思う
去年、懐かしくなって気仙沼まで行ったんだけど
前は純粋にサメへの好奇心や研究心だけで構築されていたのに
いまは半分ぐらい、「気仙沼の復興」みたいなテーマ展示になってて
サメの面白さの紹介は中途半端にとどまっているな、と思った
もちろんそれも大事な展示だと思うけど
なんとなく、なんとなく、ああ、この街も変わってしまったんだな
(もちろんあれだけのことがあって変わらない方がどうかしているとは思うけど)
と、思って、それと同時に、私はもう二度とここには来ないな、とも思った。
小さいころの楽しい記憶は、そのままにしておいた方が幸せなのだと思った。
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いよいよまとまりがない。
あっ、世の中には色々な面白い博物館があると思う。
でも東京目黒の寄生虫博物館
お前だけは駄目だ絶対に許さない 絶対にだ