【宮城】シーパルピア女川で初日の出を拝む2020
新年あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。昨年は私事で本当に…………本当に色々なことがあって大変つらい年だったので、今年はそれよりもっとマシな年にするぞって思っています。庶民です。とかいいつつネットの福袋通販戦争に早速負けてガチ泣きしたんですけどね、、、
気を取り直しまして。一年の計は元旦にあり、ということで(?)人生で初めて、初日の出を見に行ってまいりました。普段夜明け前に起きることがないので日の出を見ること自体まれなのですが、御来光と聞くとより特別な感じがしますね。
今回私達が向かったのは、シーパルピア女川。女川駅前にある市民憩いのスポットで、観光の拠点としても活躍。多数のカフェ、ラーメン屋、雑貨屋、お土産屋などが軒を連ねるエリアです。
ちなみに女川駅には「ゆぽっぽ」という温泉も併設されており、駅前には無料の足湯完備。女川駅周辺で飯から風呂まで済ませられるのはすごい。あとは宿を作るだけだぞ女川…!!
2020年1月1日、宮城県の日の出予想は6時50分頃。初日の出って、結構遅い時間なんですね。もっと始発で間に合わない時間かと思ってた。
でも冬至から10日前後ぐらいだから、元日って1年の中でも日照時間が短いほうだもんね。そりゃそうか、と思い当たる。
シーパルピア女川では、6時半頃から展望台を開放。さらに複数のお店が甘酒や軽食などの屋台を出店。初日の出を見に来た人々が、こぞって行列を作り暖を取っていました。想像していたよりもずっと人が多くて盛り上がっている。テレビ局のカメラとかも来てる!!すごいなー。
ちなみに施設内のキレイなトイレも開放されていたので、ドドドドド頻尿でも安心。これは推せます。ちかくにはコンビニ(ファミマ)もあったので、買い物するにも何かと便利。よく出来てるなあ。
シーパルピアの大通りを埋め尽くすほどの、人、人、人。犬と夜明けを待つ人、カメラを構える人、子供の手を握る人。白い吐息がふわ、ふわと女川の空に溶けていきます。
真ん中の、ほんのり赤くなっているところが太陽です。日の出の時間はすでに過ぎているのですが、雲が多いのでなかなかお披露目されない。
雲の隙間がじわじわと広がっていきます。
私はシーパルピアの大通りから見ていたのですが、その先の横断歩道を渡ると海沿いに出られて、海岸から初日の出を拝むこともできます。写真の手前にいる人達は、海沿いにいる方々です。
同行者と「おおー…!」「きれい」「めっちゃきれい」「明るいね」「眩しいね」って在り来りな感想ばかり口にしていました。人間、感動したときはかんたんな言葉しか出てこないものだよな。
初日の出を待つ「おながわ」 〜 輝望の丘、シーパルピア女川、まちなか交流館前
— 宮石渡留 (@u27a377cf84my) 2020年1月1日
#女川 pic.twitter.com/6Hcd1YCIC6
あけましておめでとうございます。#シーパルピア女川 の先から昇る初日の出から2020年が始りました。多くの方と共有したこの時間を大切にし、今年も #女川 を楽しんで貰えるように頑張ってまいります!
— シーパルピア女川 (@seapal_pier) 2019年12月31日
本年もどうぞよろしくお願い致します。#onagawa #初日の出 #女川駅 #女川温泉ゆぽっぽ pic.twitter.com/o8SlPTPiAe
女川にたくさんの人が集まって、温かいものを飲みながら日の出を待つような暮らしがあること、月並みな言葉だけれど穏やかな日々が穏やかに流れていけば良いなと思いました。私も今年は良い年にしたいな。
気仙沼発祥の「フルセイルコーヒー」にて一服。甘く温かいホットチョコレートが、冷えた体の芯まで染み渡りました。
ちなみに、シーパルピア女川の目の前には、津波で横倒しになった「女川交番」の震災遺構があることを同行者が教えてくれました。少し迷ったけれど、控えめに写真を、一枚だけ。
まっすぐと此方に向かってくる御来光と、視界の端に震災遺構。震災からもうすぐ9年。私の知る範囲でも、知らない範囲でも、地球の裏側でも、色々なことがありましたね。
どうか誰にも美しく、花咲く春でありますように。