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鬱なときに聞きたい曲

ついったでもこのブログでもアホなことばかり書いていますが、私は根っからの根暗オタク気質ネガティブ引きこもり喪女です。

 前にもぼやいたけど特に冬というのが苦手で、一般的にセンチメンタルな季節と呼ばれる秋よりもずっとセンチメンタル、むしろメンヘラ沼に一直線。春夏は毎週のように友達と出掛けていたんですが、11月は1回人と会っただけ。結婚式にお呼ばれされたので、それは流石に参加しましたけれども、「知らない人がたくさんいる場所がこわい」と思って、とってもおめでたい席だとわかっていながら前日まで「やっぱ行きたくない人に会うの怖い怖い怖い」って部屋でぶつぶついいながらうずくまってました。

行ってみれば楽しいのはわかるんですけどね。出掛けるまで、人に会うまでのその一歩が重いんですよね。

あ、いまさらだけど「こいつ何言ってるんだろうな?」と思ったあなたは、時間の無駄なのでこんな記事読み飛ばしたほうがいいです。私のオススメは「B級」タグなのでその辺読んでてください。愛媛の石手寺はサイコーだったぞぉ↑↑

とにかく冬は人と会うのが億劫になります。

でもこんな気持ちがいつからあったのかというと、今年からだな、と思いました。

社会人になってから、いろいろな責任や考えるべきことが肩にグイグイとのしかかってきて、私は休む暇もなく毎日何かしら考え事をしています。環境の変化が精神に与える影響はなんて大きいんだろう、と、いまぐるぐる悩む自分を切り離してどこか遠くから観察している自分もいます。保険とか結婚とか介護とか進路とかキャリアとか、いろいろなものがじわじわと私の小さな脳味噌に詰め込まれてむくむく膨れようとしている。

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鬱になると聞きたい曲、というの、誰にでも一個はあると思うんですけど、鬱になったときは無理して明るい曲聞かないほうがいいらしいですよ。むしろ悲しい曲を聞いたほうがいいってどっかの先生が言ってました。

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そんな私が鬱なときに聞く曲ベスト3。「季節は次々死んでゆく/amazarashi」「世界が終わる夜に/チャットモンチーそして「あなたのなかの忘れた海」をはじめとしたPeople in the box全般。ごめん、ベスト3じゃなかった。

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季節は次々死んでいく

季節は次々死んでいく

 

 amazarashi。「鬱なBUMP」ともいわれる、ロキノン界の鬱の塊。厭世的な歌詞と、静かだけどときどき大きくうねるようなメロディー。それがヴォーカルの声と合わさり、切実な心の叫びとなってこの世界に姿を表します。そこにあるのは誇張もなく嘘もない、たった一人の人間が小さな世界で感じている大きな悲しみと暗さ。ニュースでテロの悲惨な事件を耳にしながら、トーストをかじりいつも通りの朝を迎える自分への違和感のような。

一夏にかつての友を見送る「夏を待っていました」がすごく好きです。

爆弾の作り方

爆弾の作り方

 

この曲を聞くたびに、別に存在もしなかったけど救えもしなかった 、ビルから飛び降りりた太平のことを考えます。

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世界が終わる夜に

世界が終わる夜に

 

 世界が終わる夜に/チャットモンチー。まずは歌詞を見てほしい。「私が神様だったらこんな世界はつくらなかった」はい。鬱なときに呟きたい言葉ベスト3にはランクインするでしょう。 私は若干中二病が抜けないのでそのせいもありますが。私が神様だったらこんな世界はつくらなかった。私が神様だったらきっとあんなことはしないし、こんなものはつくらなかった。もっともっと幸せになれる世界を作ったのに。作れるかな。神様になっても作れないかな。どうせ私じゃ作れないかな。そんなことをぼんやり思いながら、つきのひかりが差し込む窓辺で静かに泣きながら聞きたい曲。私にだって力があれば、あのとき誰かを救えたかもしれないのになあ。そう、まどかみたいにちからがあったら。そんな感じでこの曲とってもほむらソングだと思うので、この話が分かる人にもぜひ聞いていただきたいです。

Ghost Apple

Ghost Apple

 

People in the boxは高校のときからずっと好きで、静かにずっと追いかけている。いつかのライブで買ったトートバッグは弁当入れとして愛用して、毎日持ち歩いてる。それぐらい好き。透明感のある歌声とゆらゆらたゆたうようなメロディーに乗せて、どこか不安定な歌詞、空を飴細工のようにパリパリと割って、その一欠片を失くしてしまったような歌詞。どっかのビレヴァンで「坂口安吾的世界観」というPOPで紹介されていたけど、恥ずかしながら私は坂口安吾を読んだことがないので、その言葉では伝えられません。

 

思えば社会人になって、本をすっかり読まなくなってしまった。語彙が足りない、語彙が足りないって毎日泣いているけれど、栄養のある本を食べていないから当たり前なのかもしれない。1週間もない年末年始休みは、大学時代の頃のように読書と映画に費やしたいなと思っています。そういっていつも、何もできずに終わるんですけどね。