バーフバリ発声可能上映を見た@仙台チネ・ラヴィータ
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(バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!)
こんにちは庶民です
(バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!)
今日はバーフバリの熱冷めやらぬままこの文章を書いているので、おそらく文章の背後からバーフバリへの情熱がにじみ出ているかもしれません
(バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!)
仙台の愛すべき駅前シネマ「チネ・ラヴィータ」にて、「バーフバリ 伝説誕生」「バーフバリ 王の凱旋」の発生可能上映が開催されたので、それに行ってきたレポートです。フゥ!
(タンバリンシャンシャンシャンシャンシャンシャン)
あ!以下の文章は全部私の主観&感想でネタバレも含むので注意してください!
- チネ・ラヴィータ神による発声可能上映という加護
- チネ・ラヴィータ神による施し
- 肝心の観客の様子は……
- 王の話をするとしよう
- #細かすぎて伝わらないバーフバリの好きなシーン
- 画面すごい
- 美人やばい
- 背景ファンタスティック
- これは神話である
- ただしグロにはリアリティがある
- キャラクターについて
- 他、印象に残ったシーン
- まとめようにもまとまらない
チネ・ラヴィータ神による発声可能上映という加護
チネ・ラヴィータは仙台駅東口にある3シアターほどの小さな映画館です。シネコンでは上映されないちょっとマイナーな映画も取り扱ってくれるシアターで、名作のリバイバル上映なんかも良くやってくれます。北四番丁にあるフォーラム仙台と同系列店です。
小規模なシアタールームばっかりなんですが、それが逆に良いというか、「アットホームな映画館」という感じです。以前「この世界の片隅に」をチネ・ラヴィータで見たんだけど、それぞれぷっと笑ったり静かに泣いたりして、観客みんなで映画を楽しめるシアターだなあと思いました。観客同士の席が近いので、なんとなく感情の距離も近くなるのだろうか?
スタンプカード会員になると全作1500円で見られるので何も考えず会員になっておきましょう。お得情報です。
さて、バーフバリはTwitterなどSNSを中心にさまざまな健康作用が報告されている映画。私もそれまで見たことはなかったが、どうも好きなライターさんやツイッタラーさんがみんな見ているので気になる…そわそわ……
その発声可能上映という激アツイベントが2018年2月4日に開催されると聞き。
しかも「王の凱旋」だけでなく、前作「伝説誕生」も発声可能上映してくれると聞き。
色々あって(多分)神に導かれたので、初見ながら2作セット(計5時間)バーフバリ漬けになってきました。
・バーフバリ気になると呟く
— 庶民は王の話をするとしよう (@fregrant_olive) 2018年2月4日
・友人が同行してくれる
・発声上映があることを知る
・一部のチケを取る
・二部も一緒に見てしまうか悩む
・当日まで悩む
・当日になって予約サイトを見る
・残り2席が横並びで空いている
・二部も見る
≒私はバーフバリに導かれた可能性がある
ヤバーフバリ。神に導かれたのでしょうがない。
チネ・ラヴィータ神による施し
発声可能上映ですが、とりあえずチネ・ラヴィータによるサービスが充実していました。大いなるインドの風を感じた。
・発声可能上映ではサイリウム、クラッカー、打楽器などの持ち込みOK
・コスプレOK
――と、ここまでは一般的な発声可能上映でもお約束の条件ですが。さらに
・「伝説誕生」チケットを持っている女性20名限定でサリーの着付けイベント
・1部、2部両方鑑賞の人には休憩時間にホットチャイ(熱い)のサービス
さらに!一部・二部連続でご鑑賞の方にはホットチャイ(熱い)のサービス!(熱い!)この熱はバーフバリとして昇華される #バーフバリ #バーフバリ発声可能上映 #チネ・ラヴィータ pic.twitter.com/jWwWdkG3Bl
— 庶民は王の話をするとしよう (@fregrant_olive) 2018年2月4日
・準備の甘い愚かなるマヒシュマティ国民へは「紙吹雪」の施し
【速報】仙台のバーフバリ発声可能上映、劇場より紙吹雪が支給される pic.twitter.com/5B1xeIHDTG
— 庶民は王の話をするとしよう (@fregrant_olive) 2018年2月4日
・さらに準備の甘い愚かなるマヒシュマティ国民へ打楽器類の貸出
タンバリン持ってなかった私には最終的に楽器(太鼓)まで支給されました(チネラヴィ神による手厚い加護) #バーフバリ #バーフバリ発声可能上映 pic.twitter.com/ERrHymkQg3
— 庶民は王の話をするとしよう (@fregrant_olive) 2018年2月4日
・上映前には「バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!」の発声練習
こいつはヤバーフバリ。至れり尽くせりヤバーフバリ。
ホットチャイおいしかったし紙吹雪があってすごく楽しかったです。打楽器まで貸し出していただいて…!!!ありがとうございます……!!!!!そして紙吹雪の掃除めっちゃ大変だったと思う、すみません。。。
チネ・ラヴィータ、ここまで映画イベントへの意識が高い映画館だとは知らなかった。実はもっと色々やってたんだろうか?
あと同ビル4Fにある「ナマスカ」ってカレー屋で、チケット半券見せると色々サービスが有ったらしい。
実はその日にナマスカでランチ食べたけど、上映前で半券持ってなかったのでまあ仕方ない。ナマスカについてはまた後日。
肝心の観客の様子は……
仙台といえば市民がシャイでイベントが盛り上がりにくいなんて噂もありますが、TOHOシネマズでシンゴジラの応援上映やったときはめっちゃ盛り上がったんですよね。あのときは応援上映マニュアル配ってた人がいたんだっけかな。
でも、バーフバリ発声可能上映もだいぶ盛り上がったほうだと思います。私2部は前の方の座席で後ろがどうなっていたのかよく分からんのだけど、最後にはめちゃめちゃ紙吹雪被ったから盛り上がってたんだと思う。上映後トイレに行ったら紙吹雪がポロポロ落ちてきてだな……白いタイルに散る情熱の残滓……
・コスプレ
→まずシネマの従業員さん(かわいい)がサリー着用で案内するというガチっぷり。お分かりですね。彼らは本気です。前日、同日の仙台フォーラムの一般上映では立ち見バーフバリすら出るほど人気だったようなので、彼らのプロモーションは如実に効果を発揮しているといえるでしょう。観客側のコスプレはお面が多かったな。私もお面作っていくべきだったな…と後悔。
・持ち込みアイテム
紙吹雪、クラッカー、タンバリンなどを持参する人がちらほら。クラッカー持ってる人結構いましたね?紙吹雪は劇場から支給されたのでほぼ通常装備になってた。
私はペンライト(ロッキー・ホラー・ショーで買ったやつ)持っていったんだけど、これ持ってる人はあんまりいなかったな……。みなさん、次回はぜひ黄色のペンライトでバーフバリを称えましょう。
・コール
先に書いた通り、上映前に熟練マサラ職人(従業員さん)によるコール練習会が行われたのでそこそこ声が出る状態からのスタート。最初の声出し大切ね。
上映中の「バーフバリ!」コールはもちろん、多彩なるツッコミや「私だ「お前だ!!」」などの高度な被せ技なども披露され会場の雰囲気はマヒシュマティ国民として一体化していく。これぞ神話のなせる技。
会場がやはりシネコンに比べると小さく(83席)人数が少なめなこと、最初のうちは恥じらいが見られるなどもありましたが、会場中から沸き起こる拍手とタンバリンの音色に、不思議と気分も高揚してきましてね。もう2部で人間ロケットぶっ飛ばすあたりからは会場の熱気がヤバかったな……(エアコンの温度も高かったが)
上映後は余った紙吹雪をそれぞれブチ撒けて、記念撮影して終了。皆がマヒシュマティ王国の繁栄を祈りつつ、それぞれの日常へと帰っていきました。
【バーフバリ 発声可能上映@チネ・ラヴィータ‼️】
— フォーラム仙台&チネ・ラヴィータ (@sforumlavita) 2018年2月4日
無事終了〜🎉🎉
盛り上げ切り込み隊長の気概で臨みましたが、
予想以上の盛り上がり❣️
遠くは青森や関東からいらした方も‼️
本当にありがとうございました😊
調子に乗ったスタッフが第2弾計画した際には、また、よろしくお願いいたします🤲 pic.twitter.com/ks07UM5Drl
王の話をするとしよう
ここ以降は映画の話。1部・2部をぶっ続けで見たので記憶が混線してる気がする…とりあえず項目ごとにまとめようかな
#細かすぎて伝わらないバーフバリの好きなシーン
・ジョジョ立ちみたいなポーズする武器商人(イケメン)
・バラーラデーヴァ(?)と野牛が格闘するシーンで脱いだマントをしっかりキャッチする家臣
・カッタッパスライディング土下座(これは細かくないか・・・)
・アヴァンティカ女騎士のトリッキーストリップ(これも別に細かくないね)
画面すごい
画面が1秒の油断もなくゴージャス&カラフル&パワフル
インパクトある画面で5時間殴られ続けると現世もバーフバリに見えてくるからやばい
・帰り道に見たアエルは神殿かと思った
・流れてくる洋楽も全部インド語に聞こえる
・FGOでアーチャー使うと「あ!これバーフバリで見たやつだ!」ってなる
・つかゲームに出てくる武器だいたいバーフバリで見た(銃以外)
全然関係ないけどFGOバレンタインイベのエルキドゥめっちゃ尊いっすね…お花コンプする
美人やばい
映画に出てくる女性が総じて美人。特に伝説誕生の女騎士(アヴァンティカ)の劇的ビフォーアフターは必見。王の凱旋のデーヴァセーナもすごく美しい。「美の女神も恥じらう美しさ」と作中で評されていたけど、その言葉に違わず美しい。なぜ目と鼻と口の数は同じなのにここまで差が出てしまうのだろうか、神は残酷である
伝説誕生のアヴァンティカとのアヴァンチュールシーンは、美女と花が戯れる大変美しいシーンなのでぜひ見てほしいです、ほんとに。一瞬一瞬を切り取ってポストカードにしたいレベル。
背景ファンタスティック
第1作の冒頭を飾るスプラッシュ・マウンテンの迫力をはじめとして、マヒシュマティ王国やクンタナ宮殿など、自然風景・建造物問わずにビジュアルがすごい。祭日のシーンとかやばくない?どうなってんだよあのステージ。豪奢で派手ながらしっかりと作り込まれた画面はハリウッド映画にも引けを取らない(正直ハリウッド映画のことはよくわからないがハリウッドの画面もすごいことはわかる)あの広いお城、どの程度まで設定資料があるのだろう、ただひたすら徘徊したい。マヒシュマティ王国を徘徊するだけのゲーム作って欲しい。あの泉のあたりにセーブポイントがあるし小枝を拾うクエストとか開始されるでしょ。黄金の像は倒すと5000万ベル降ってくるに違いない。
これは神話である
最初のうちは「こんなアクションできるわけねー」とか「おいおいアヴァンティカとのアヴァンチュール長すぎだろ王妃救出作戦はどうした」とか思ってたんですけど、だめね。こういうリアリティ弁えながら見てはいけない。冷静に見てはいけない。バーフバリは冷静になってたら絶対楽しめないんで、「あっ、いま死んだ名もなき兵士にもきっと家族が…」とか「いま倒れた馬可哀想…」とか思うの止めといたほうがいい。テンションの赴くままノンストップで鑑賞してほしい。バーフバリは神話なので物理法則とか関係ありませーん!バーフバリが促せば船だって兵士だって空を飛ぶんですぅー!!
ただしグロにはリアリティがある
とはいえ戦いの迫力は凄まじく、血しぶきや槍が人間を貫く音なんかも容赦ないので「痛ててててて」となる人はなってしまうと思う。どのくらいグロいかって言うと、その手の映画のストックがなくて表現が難しいのですが。。。
バーフバリは人を殺す描写が結構丹念に描かれていて、エキストラですらその槍が刺さった痛みを想起させるような演技をしてくるので、戦場のシーンは結構痛い。殺されるまでの過程がリアルに描かれてるのね。「この剣を!お前の!胸に刺す!ブシャ!!そして!心臓に!指す!ブシャ!!最後に!首を!この剣で!ギチギチグチャッ」って感じでですね~…グロいっていうか、見てて「痛い」んだよな。首がスポーンと飛ぶシーンやバラーラデーヴァのネギトロ製造チャリオットは例外ですけども。
めちゃめちゃグロいわけじゃないけど、苦手な人にはきついシーンかもしれない。あ、間違ってもボリウッドみたいな「歌って踊ってみんなハッピー!みんなも一緒にダ~ンス!」みたいな映画ではない(私の中のボリウッドのイメージが枯渇している)のだ。
いやダンスもめっちゃあるんだけど戦闘シーンはマジでガチ(だからこそ画面が締まって迫力が出るのだ)なので気をつけよう。
キャラクターについて
バーフバリ(父&子)
バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!
マヒシュマティ国民なので王のことをレビューするなどあり得ない。バーフバリは素晴らしいお方だ。
シヴァガミ
偶然?なのか「シヴァ神」と日本語表記しても良さそうな国母。バーフバリ(父)の母親、つまり現代バーフバリのおばあちゃん。凛々しく強く常に国の為を思う姿は格好良い。なぜあんな男と結婚したのかだけ理解しかねる……が、色々裏事情があったのか。途中まで「あー!もー!この頑固者!」と思ってたけど、ラストシーンが「伝説誕生」の冒頭と重なったときはぐっと来た…。バーフバリは、一国の王だった方があんなことになってまで守り抜いた、最後の希望だったんだよな……。宝石を着けた、高貴な御方……。
カッタッパ
本作の真の主人公なのでは?と思っている 多分間違ってない。
剣の達人であり、マヒシュマティ王国に忠誠を誓う家臣であり、奴隷であり、バーフバリの良き父親代わり。「伝説誕生」では勇猛な剣士というイメージで出てきたが、回想録に入ったあたりから千夜一夜物語におけるシェヘラザード的な立ち位置もキープする。
カッタッパ、強い。とにかく強い。バーフバリもバラーラデーヴァも強いけど、カッタッパは長年の経験に裏打ちされた、重厚な鋼のような強さがある。捻じ曲げても捻じ曲げても元の形に戻るような真っ直ぐさがある。彼の忠誠心からくる勝手なイメージではありますが。
回想では真面目で実直ながらもユーモアも解するよき壮年。クンタラ王国における「愚鈍な息子」との掛け合いは最高に可愛かったですね。ああいうコミカルなシーンもさらりとこなしてみせる器用さ、いま思えばすごいぞ。奴隷の身分だから教育とかは受けてないんだろうし…先祖や親御さんが優れた中心となるために色々教育したんだろうか。とかまたリアリティを求めてしまっていけませんね。。。
カッタッパについてはもう語り尽くせないほどの魅力がありまして。彼にまつわるシーンは号泣モノが多い。特にバーフバリとの旅立ちのシーン、デーヴァセーナから「祖父になって」と懇願されたときの表情、そして背後からバーフバリを刺すとき、刺したあとの苦悩、葛藤、それから奴隷としての25年……25年!25年ですよ!?赤ん坊が社会人3年目になるほどの時間ですよ!?(わたしです)
特に「祖父になって」のくだりはもうめちゃめちゃよかった。カッタッパって奴隷だから多分結婚することも子ども持つことも絶望的だったと思うんです。でもその中でバーフバリと出会って実の親子のように温かな時間を過ごして、さらにその子どもを「祖父として最初に腕に抱いてほしい」なんて言われた日には……あー無理。むり。ほんとに。わたしおじいちゃん・おばあちゃんものの話にちょうよわいのでチネ・ラヴィータに支給された紙吹雪をめちゃくちゃに握りしめて涙を堪えました。その後に飲んだホットチャイは少しぬるくてしょっぱかった。
カッタッパとバーフバリが互いに背中を預けて闘うシーンは、二人の絆や信頼感を感じさせる演出が良い。なんか良いしか言ってないけど良いものは良いんだよ!背中合わせってよくアニメとかにあるやつだけど、バーフバリの画面はよりパワフルで勢いがある。バーフバリが薙ぎ倒した敵の手からナイフが飛ぶ!カッタッパ!後ろ!ナイフ飛んできてるよー!!って思うとサッ!と振り向いて卒なくナイフをキャッチしてみせるのだ。かっこいいぞ~。
にしても、その背中を預けた相手に、信頼して預けていた背中に、刃を突き立てられる、突き立ててしまうというのは……つまり……。文字通り背信、信頼を裏切ることの表象に間違いなく、、、
ああ、あのシーンが映画の中で幾度もリフレインされていた理由が、今になって分かったな…。
「伝説誕生」でカッタッパがどうして王妃をあんなにも必死になって逃そうとするのか、最初は何となく流していたんだけど、今思えばあんな王妃の姿を見ていて王国の中で一番つらいのはカッタッパだったんだろうな……。ここまで書いて、カッタッパの項目だけすごい長いんだけど私非常にカッタッパに感情移入してしまったので見逃してください
アヴァンティカ
アヴァンティカー!天使ー!!女神ー!!!(タンバリンシャンシャンシャンシャンシャンシャン)
1部ではめっちゃヒロイン感満載だったのに2部ではあんまり出てきてくれなくて残念。2部では完璧に戦闘民族してるけど、1部のアヴァンティカ&バーフバリ(子)とのラブロマンスめちゃ面白いんで1部見てない人は早く観てください
つかまじで美人すぎる、この女優さんが出てる作品総ざらいしたい
デーヴァセーナ
バーフバリ(父)に見初められたクンタナ王国の王妃。めっちゃ美人&弓の名手。王の凱旋ではほぼメインヒロイン。バーフバリまじ美人多くて眼福っすわ~
デーヴァセーナ、一国のお姫様で政治手腕の才覚がある&とにかく気が強いので身分にかかわらずズケズケと物を言う。特に国母様に容赦なくものを言う。上映中幾度も「マジレスしてやんなよw」とツッコミを入れてしまった。
弓を持たせたらめちゃめちゃ強いのに、バーフバリと一緒にいるとすっかり気を許して朗らかな表情するあたりがポイント高い。かわいい。かわいいなぁ……。
クマル
デーヴァセーナの兄。最初は三枚目な役割だったけど、後にバーフバリの影響もあってすごく強くなる。ちょっと臆病なだけで、根はすごく良いやつなんだよな~というキャラクター。妹(デーヴァセーナ)が妊娠したときも喜び勇んで駆けつけてくれた。それなのに、まさか、あんなことになるなんて……。人が良すぎるゆえに利用されてしまう、ああ……。
バラーラデーヴァ
バーフバリの兄。実際には親も違うんだけどまあ兄みたいなもの。本作では悪役的な立ち位置にいるけど、正直嫌いじゃないんだよな…
「バーフバリさえいなければ」間違いなく王になっていた人物で、でも「バーフバリがいるから」こそ、王のイメージに成りきれず、母の寵愛や民からの期待に一歩遅れを取ってしまう。優れた弟を持つがゆえ色々とこじらせてしまった兄。でもその気持ち分からんでもないからつらい。影のヒーロー。なんなら25歳差ある弟の子と対等に戦えるスタミナ、戦闘力、策略はかなり評価されていい。少なく見積もっても40代とかそこらですよね、とは思うんだけどバーフバリは神話の話なので年齢差などはあまり意味をなさないことに気づいた。歴史にも映画にもifはないけれども、目的のためなら手段を厭わないその思考、使い方さえ間違えなければより大成しただろうな…わりと嫌いじゃないんですよ…。どこかで改心できれば、マヒシュマティはきっと軍略にもより優れた国に……なんて、ifはないんですけどね……
他、印象に残ったシーン
・バラーラデーヴァのネギトロ製造チャリオット
ようあんなの思いついたな。でもバラーラデーヴァの「勝つためには犠牲も厭わない」という精神がよく表現された箇所だった。しかも25年後も現役かい!お気に入りだな
・バラーラデーヴァの望遠鏡
誰が考案したのか分からないけどこれもめちゃめちゃすごい。バーフバリの時間軸分からないけど科学は結構進んできてたのだろうか
・原住民怖い
カーラケーヤ怖っ!!ていうかていうか
・エキストラやばっ!!!
あれどこまでCG?Twitterで「伝説誕生には3万人のエキストラを投入し…」みたいなのみたけど、どこまで本物?東京ドーム10個分?(広さが分からない)のロケ地で撮影ってマジ?
WIKIによると3万人のエキストラが不満で暴動寸前になったのをバーフバリ役のプラバース氏とバラーラデーヴァ役のラニさんが鎮めたらしいので、そのシーンを想像して彼こ達しています。バーフバリとバラーラデーヴァのタッグとは無敵を意味するのではないか。
— 戦車 (@MoterSensha) 2018年1月28日
マジだった
まとめようにもまとまらない
まとめようにもまとまらないんだけど、とりあえず初見が発声可能上映でヨカッタ!!そして1部2部を一気に見られてよかった!!!!
2部だけ見ても問題ないだろうけど、やはり1部を見ておくと2部でこみ上げる感動の波が段違いだと思うんです…特にカッタッパ……。
そして自由に笑ったり突っ込んだりできるあのゆる~い雰囲気の中で見られて、先人のコール先導もあって、思いっきりバーフバることができました!
こちら紙吹雪ぶちまけた跡になります お掃除大変にさせてすみません、、、チネ・ラヴィータさん本当にありがとうございました、楽しかったです pic.twitter.com/Y6GzT93vuu
— 庶民は王の話をするとしよう (@fregrant_olive) 2018年2月4日
でもやっぱり、「次に何が起こるか」を把握してるとできるコールやクラッカーもあると思う。ので、もう一回ぜひ発声可能上映で見たい。どうかどうか第2回を開催してほしいです…!!!