水族館に必ずある【日本の海】ってコーナー。
たとえばイワシが回遊してたり、銀鮭が泳いでたり、
その土地の漁業を紹介していたりする。
わりとどこの水族館にもよくあると思う。
オセアニアの海~とかアフリカの海~と違って、派手さや鮮やかさ、モノ珍しさはないけれど
魚屋で見慣れた魚を、改めて水槽でじっくりと眺める、
生きている姿を間近に見ることができる、という意味でなかなかおもしろい展示だと思う。
ただ、この展示には難点があって
水槽を泳ぐ魚を眺めているとどう頑張っても
おいしい>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>おもしろい
って感想になるんだ
だってアジやヒラメが泳いでたら「おいしそう・・・」ってなるじゃん なるべ?
そんで水族館の帰りに寿司屋行くって流れはサイコーのコンボだと思う
さっき愛でていた魚たちを今度は舌で愛でるっていう・・・・おいしい・・・・おいしいサーモンが食べたい
ちなみにわたしはうみ杜に行った帰りは必ず中野栄のくら寿司に寄るよ。
そんな私に朗報
魚を見ながら寿司を食べられる水族館があるという
その水族館がこちら
公営の水族館ということもあって、お値段もお手軽?(¥1800)、展示内容は充実
学術的な展示も多くて、本当に「学べる水族館」って感じ
原始生物の解説とか、シーラカンスの展示とかあるよ!
私の大好きな海獣もいる!!!
めっちゃかわいいアザラシと(親子でいる、この子はお母さんあざらし)
とっても大きなトド!優しげな目元がSo cute♡
基本「ほんとに水族館か?」って感じの、いい意味で面白い展示が多くて
古代生物の大きな模型や
恐らく祭りの生け贄となった民の骸骨なども展示されている・・・
外にはヘルヘイムの森もある
*
海獣コーナーやさまざまな水槽を眺めて歩くのはとても楽しい。
「そろそろあの、三角水槽のコーナーだよ~」って時に
そいつは現れた
えっ・・・?
え?
「寿司処 潮目の海」
寿司屋だ・・・
*
そう
マジで水族館内に寿司屋がある
寿司屋の手前には水族館館長からのメッセージがあって
>水族館の水槽の前に寿司屋を開店することは、私の念願だった。
マジか( ゚д゚)
この文章を読んだ人間の多くが「マジか」と心のなかでツッコミを入れると思う
しかし次を読んでほしい
>それは、寿司屋を通して魚食文化のあり方について、強いメッセージを送ることができるからだ
あっなるほどすごい ちゃんと真面目な目的がある
確かに~、魚を見ておいしそう!と思うだけじゃなく、
その場で食べて「おいしい!おいしいからもっと食べたい!これからもたくさん食べられるように、海の資源を大切にしよう!」って方が、
体験学習としてしっくり来る気がする。
いや、でも、それにしたって・・・・
こんなことを思いつくにしても、こうやって実行できる人物ってのは一握りだよね
この館長さんの考えや発想はなかなか面白くて、また書きたいネタが有るんだけど、それはまた今度。
さてさて気になるお品書きは
・一皿(¥1030)
・お子様向け(¥540)の二種類。
小名浜美食ホテル、ってとこが提供してるみたい。
カウンターの奥をちらっと覗いたら、ばんじゅうがいくつも重ねてあったので
ホテルで作ってここに配送してそのまま保存してるのかな。
お腹が空いてたので一皿を注文~ それがこちら!
おお~~!!!
普通に美味しそう。ていうかネタがでかい。
マグロ・カツオ・アジ・キス・スルメイカ・マダコ
わさびとしょうゆと生姜は別添え。
いやいやこれ寿司だけ別のとこで撮影したんだべ?
と疑う人もいるでしょうから、水族館である証拠写真を
これだ!!どん!!!
この通りバッチリ水族館内です~っていうか
あの有名な三角トンネルの正面です
水族館内なんで照明の関係でちょっと暗いけど・・・
最高のロケーションで!!寿司を!!イタダキマス!!!
(※星で隠してるのが私です)
*
気になる味はというと・・・ふつうのお寿司。おいしい。
まあ普段くら寿司にしか行かない庶民なんで。。。
高いお寿司でも安いお寿司でもお寿司はみんなおいしいです。。。
それに、水族館の魚を眺めながら食べる魚って特別なお味がします。
こんな景色を見ながら食べられるよ~
そりゃーーー高い寿司屋に行けば水槽に泳ぐ魚を見ながら食えるんだろうけどな!なんせ庶民だからね!
食育という観点ではとっても面白いと思うし
こんな水族館なかなかないのでは?むしろここだけでは?と思ったので紹介しました
アクアマリンふくしまに行った際はぜひ。
ちなみに施設自体は9時とかからやってるんですけど
寿司屋は11時からなのでそこだけ注意して行ってらっしゃいまし~
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ちなみにアクアマリンふくしまにはかわいいきつねさんもいる・・・
もふもふ・・・
今度はぜひ蔵王キツネ村に行って、レポートが書けたらいいなと思ってます