シェフの気まぐれクリームソーダ

最寄りのスナメリはこちら

【※閲覧非推奨】もう時効だと思うのでカミングアウトする話

先日ついったでは少しつぶやいたのですが、ついっただと流れちゃうし
「そんなつぶやき見たことねえよ」と言われてしまえば終わりだなーと思ったので、
ブログに書き残しておくことにします。(読んでくれた人、いいねくれた人はありがとう)

この先セクハラ関係の話で、あまり気分の良くない話が続きます ちょっと生々しい話もあります

思いっきり私的な話です
普段の旅行記とは全然関係ないです
仙台観光の話を読みたい方はこちら
そのほか水族館紀行を読みたい方はこちら へ避難してください
この先読んでも全然面白くないしまじで自己満足の産物です

要は私が昔知らんオッサンに襲われたって話なんですが
あえてここでまとめるのは
私が私の心の整理をつけるためにっていうだけなので

前置きはしたのであとは自己責任で読んでくださいね

*******

これは今まで家族にも友達にも誰にも話していなかったことですが
私は19歳のときバイト先で酔ったオッサンに襲われて、
TOKIOの山口くんの事件とほぼ同じことをされた経験があります

バイト先はちょっといい飲食店(お水とかじゃないです)で、そのオッサンはお店の上客だったので
なんとなく有耶無耶にされてしまい、結局私の泣き寝入りで終わりました

*******

大学2年目、最初のテスト週間が終わって夏休みにはいってすぐの7月半ばのことです
1週間後の海の日に、人と会う予定を入れていたので、よく覚えています
その件は一緒にディズニーに行って楽しい時間を過ごすはずだったのに、ホテルの部屋でずっと泣いてて申し訳なかったなぁ

私はバイト先の居酒屋(仮)にて仕事中、お店の廊下で馴染みの客だったオッサンに声を掛けられました
オッサンはもうかなり酔っ払っていてろれつが回って無くて、でも何か言ってるので
私は「トイレに行きたいのかな?」と思ったんです
それで、「お手洗いはこちらですよ」と案内したんです
そしたらなんかすごい力で体を掴まれてですね
あとは山口くんの件と同じです

なんつーか襲われたときは正直意味わからんかったです
いやいや自分いまなにしてんの?みたいな。
殴り飛ばそうと思ったけど、この人お客さんだし乱暴なことはできない……(今思うとどんだけお人好しなんだよ、と思うけど、このときの私は間違いなく19歳の乙女だったのです)
とか混乱しているうちに、オッサンが「何してんだ、舌入れろよ」って言ってきて
それだけはマジクソ勘弁してくれこのゲロハゲカス!!!!!と思ったのでつい突き飛ばして、Dは避けたものの口元には生温い感触が残ってうげぇーーーーーーー書いててマジ気持ち悪くなってきたわ 読んでる方も気持ち悪いっすね!!ごめん!!

開放された後はとりあえずおしぼりで該当箇所を拭いて、洗面所でうがいして、でもう、なんか、どうしたらいいのか分からなくて
「どうしよう気持ち悪いほんとむりでもこんなの良くあることなのかな分からないとにかく気持ち悪いどうしよう」と混乱しながらも、なぜか溜まっていた配膳や片付けをさっさと進めて
個室の宴会の片付けが終わったところで、ようやく個室で一人になれたところで、よくわからないけどほんの少しだけ涙がでてきました 多分すんげーショックだったんだと思います ショックすぎて涙も引っ込んでしまったんです

 

なんで混乱したまま仕事をしていたのかは分かりません すぐにでも女将さんか、調理場のおばちゃんに泣きついたら、オッサンをとっ捕まえて謝罪の言葉の1つでも聞けたのかもしれません


でも私はなんでか、なんでだろう? 襲われた自分が悪いんだと思ってしまって、すごい自分が汚れたものみたいに感じてしまって、もともと自己肯定感が低いのもあったんだけど、その日のシフトが終わるまで、唐突に死にたくなりながら仕事をこなしました こんなんで泣いてちゃいけない、みたいなよくわからないプライドがありました こんな事態にプライドもクソもねえのに。

 

でもそのあと、制服から私服に着替えたら「仕事中だ」って張り詰めていた糸がプッツンしてしまって
真っ青な顔で女将さんのところに話に行きました
言葉もあまりうまく出てこなかったけど、多分私は相当やばい様子だったんでしょう
女将さんはなんとか主旨を汲み取ってくれて、「気付かなくてごめんね」ってすごく謝ってくれて
調理場のおばちゃんもめっちゃ心配してくれて
でも結局は「お酒に酔ってるとそういうこともある、周りも配慮するけど今度から気を付けて」みたいなまとまり方で、
本人からの謝罪とかそういうのはなかったです

 

おしまい。
それだけの話なんですがね。


なんか例のニュース見てたら私がされたことって本当は訴えることができたんだな???と思って、お金取れたんじゃねーのとか思うと、なんか悔しくって。
無知って罪ですね。知らない大人も、教えてくれない大人も。自衛できない自分も。

あのとき私が行くべきは、ようわからんカウンセリングじゃなくて法テラスだったんだろうなーと
今になって思います

さて、この件があった後、私は知人と夏フェスに行っています(元気やな)
その会場に向かう車内で、その場にいた知人たちにだけ、唯一この話をしています
知人はすごい怒ってくれて、でも同時に「庶民がしっかりしないと、後輩の女の子たちも同じ目にあうかも知れないよ。だからちゃんと怒らなきゃ」と諭してくれました

まあフェスに行く元気はあってもその件については怒るとか何とか関係なくもう触れたくない、と思ってたので何も行動しなかったんですが(クズですみません)
そのあとも1年ぐらい同じところでバイトしたけど、似たような話は聞かなかったので先輩や女将さんがうまいこと回ってくれたんだと思います

その後の私はというと、それ以前に震災のことでも色々とあり、もともとメンヘラっぽい気質があったんですがそれがちょっと悪化したので
大学のカウンセリングルームに通いました
でもあんまり意味なかったです あんまりというか、何も意味なかったです
話しても楽になるどころかつらくなるばかりで、教えを請うこともできず得られるものもないのでわりとすぐ、2,3回通ったところで辞めてしまいました

今思えば、まだ人に話すべき段階まで、自分の中で消化できていなかったんでしょう
未消化のゲロを吐いてただけだから、いくら吐いても胃袋の中は空っぽの儘で満たされない
ちゃんと自分の中で消化して要らなくなったカスだけを吐き出せれば、楽になったのかも知れないね

でもそれ以外は普通に振る舞えていたと思います

 

私が19の夏に何かあっただろうって気付いてる人は多分あまりいないんじゃないかな?
大学も休まなかったしバイトも続けてたしね Twitterも(多分、昔過ぎて覚えてないけど)通常営業してたと思う
7年も立てば時間薬といいますか、いろいろと都合よく忘れてしまうもので、でも、そこにきて
今回の騒動のニュースを見て、久々に思い出してゲロ吐きそうになりましたので
いい機会かなと思って書き置きを。

 

私は飲み会、特に大人数の飲み会についてあまり良い顔をしないんだけど(実際参加率が悪い)
実はこういう酔っぱらいに関する嫌な思い出があって、そういう選択をしているところがあります

別にね、お酒を飲む人みんながそうなると思ってるわけじゃないよ
親しい人との飲み会には(比較的)ちゃんと行くよ
お酒もあんまり飲めないけど、嫌いじゃないです

いまさら、これを書いているのも、こういう経験のある自分を特別視してほしいとかでもないです
むしろ特別視されたくないから、この話を誰にも言わず7年間ずっと隠してました
いまもエレベーターとかでオッサンと二人きりになるのも実はちょっと苦手なんだけど、なんとか生きています

だから、私とオフで関わりのある人は
もしこの話を読んだからってヘンに避けないで、今までどおりたくさん遊んでくれたら嬉しいです。病んでない!病んでないよ!今日も摂津万里の顔が良いからめっちゃ元気!!

 

あ。


「おめーみてーなブス誰も相手にしねーよ」とか思うでしょう 私だって思います
自分で言うのもなんだけど、私は特別魅力的な顔立ちや体つきをしているわけでもなく、
バイト先の制服も事務員みたいな紺のワンピースで、スカート丈だって膝下でした

でも襲われました
誰でもいいんですよあんなの 鼻と目と口さえあってちょっと体温とか反応があれば 何でもいいんです マジクソ最低なのは酔っ払いの方で、本当に そうなんだと思いたいのに
そう思わないと私が私を救ってあげられないのに

仕事中にスキがあった私が悪いのか? お客さんだからって正常な判断をできなかった私が悪いのか? 7年経ったいまでも 例のニュースを見るたびに考えるのはいつも自分の非ばかりです

この記事のタイトルだって「もう時効だと思うので」なんて書いたけど
私の中の時効なんて本当はない でもそう言っとけばそうなるような気もするし
いずれ癒えるかも知れないし、忘れられるかも知れない
でもそれがいつ来るかは分からないし、その日が来るまで私はずっと自分を責めてしまうだろうな~と思います


とまあ、暗い話で終わってしまうのですが
(オチも何もありません)

現在ですか?

こんなことがあった私も、それなりに社会人の皮をかぶり、友人も得て、推しを愛でながら毎日をそれとなく生きています
いま生きてるのは周囲の人のお陰………ってのもあるけど、一番はがんばった自分のお陰です


あのときの私は本当によくがんばったと思います
変に死のうとかしないでくれてありがとう、私が生きてくれたお陰で今の私があります、幸せないまがあります 残業に殺されそうになりながらも、毎日推しが可愛くてつらい!っていいながら過ごせるようになりました
本当に生きててくれてありがとう自分 どうかどうか幸せになろうね

そして画面の向こうのあなたも、
こんなつらくて汚いだけの吐き出しを読んでくれてありがとうございました

なんか暗くなっちゃってゴメンな!!次回以降はいつもどおりの旅行記に戻るんでよろしく頼むぜ!!またな!!!